一戸建てを買う

・いなか暮らし入門

一戸建てを買うならやはり郊外、ある程度の田舎暮らしは覚悟しないといけませんよね。都会暮らしに慣れた人でも、住めば都。とは言え合う合わないもあるようです。その成功と失敗の分かれ道は?

・成功の法則

1)ご近所付き合いを楽しむ

田舎暮らしでは避けて通れないご近所付き合い。面倒くさいと言わず、足を踏み入れてみれば、都会暮らしでは味わえないあたたかさに気づくはず。

2)不便を楽しむ

コンビニはすぐ近くにないし、大型ショップだってデパートだってすぐには行けないけれど、慣れれば平気になるもの。何よりなくても問題なく生活できることに気づくのは大きな収穫。

3)田舎のよさを見つけようとする

“やっぱり都会はよかった”と思ってるうちは田舎のよさは見えてきません。それぞれにメリットデメリットはあるもの。それを受け入れて田舎のメリットに目を向ければ、生活は俄然楽しくなります。

4)郷に入れば郷に従う

今までのやり方はひとまず置いておき、そこのやり方に従ってみる。柔軟でいることが田舎暮らしに溶け込むコツです。

5)今までの自分の常識を捨てる

例えば役所の窓口、スーパーのレジ、何をするにももしかしたら都会より時間がかかるかもしれません。でもそうやってその土地では生活がまわっているのです。自分の常識をあてはめることなく、歩み寄るべし。

結局は自分の常識で田舎での物事をはかることなく、そこでの暮らしを尊重し、柔軟に歩み寄る。それができれば田舎暮らしも楽しくなるでしょう。逆に“都会での当たり前”を基準にしたままだと苦しいかも。そこが成功と失敗の分かれ道といえるのでは。

・2つの住まいを持つ暮らし

平日は都心のマンション暮らし、週末は田舎の別荘へ。こんな生活あこがれますよね。実際にそんな二重生活を送っている先輩夫婦の意見です。「平日は大阪市内のマンションに住み、週末は夫の実家のある和歌山の別荘で過ごします。もとは夫の祖父の家ですが、亡くなって夫が相続したんです。都会は刺激があって楽しいけれど、人混みに疲れることもあり、一方田舎は空気がきれいでのどか、精神的に落ち着きますが、長くいると退屈に。今の私たちにとって両方のいいとこ取りのこの生活はとても快適です」(34歳女性、結婚4年目)。「でも2つの住まいが遠すぎるとこの生活はしんどいでしょうね。2時間以内が望ましいと思います。移動もつかれますから、遠いと長続きしない気がします」。

・先輩からのワンポイントアドバイス

「都心部の高層マンションに住んでいましたが、子育てや自分たちの将来のことを考えて郊外の一戸建てを購入しました。通勤時間が2時間弱かかり大変ですが、

緑が多いですし、周りに小さな子供のいる家庭がたくさんあり、子供を通した付き合いが広がり、近所が一丸となって子供を育てている感じです。子供ができると住環境は大切になってきます。そこまで見据えて購入を検討したほうがいいと思いますよ」(37歳男性、結婚6年目)。